
CodexはClaude Codeより優れていますか?
いいえ。Artificial Analysisが実施するコーディングエージェントのテストすべてで、Claude CodeはCodexを7点上回ります。一方、Codexはコストと速度で勝ちます。Artificial Analysisは、AnthropicとOpenAIの最上位モデルを最大の推論強度にして、両エージェントに同じタスクを実行させています。2026年11月1日にClaude Code vs Codex pageを確認しました。
このインデックスは、その下にある3つのテストの平均で、各スコアは同ページで整数に丸められています。FrontierCodeは、メンテナーがエージェントの変更を実際のリポジトリにマージするかどうかを問います。Terminal-Benchはシェルで作業をこなさせ、SWE-Atlasはコードベースの仕組みについて質問します。Claude Codeは3つとも勝ちますが、コストも高くなります。Artificial AnalysisがAnthropicとOpenAIの各エージェントについて掲載しているモデルを、すべて並べました。
| エージェントとモデル、Artificial Analysis、2026年11月1日確認 | Coding Agent Index | タスクあたりのAPIコスト | タスクあたりの時間 | タスクあたりのトークン数 | タスクあたりのターン数 |
|---|---|---|---|---|---|
| Claude Code, Claude Opus 5.5 (max) | 62 | $11.42 | 1.0時間 | 14.5M | 146.4 |
| Claude Code, Claude Sonnet 5.5 (max) | 59 | $13.30 | 1.3時間 | 24.1M | 記載なし |
| Claude Code, Claude Fable 5.1 (max) | 58 | $11.53 | 35.3分 | 6M | 記載なし |
| Claude Code, Claude Haiku 5.5 (max) | 37 | $2.67 | 1.2時間 | 16.1M | 記載なし |
| Codex, GPT-6 Astra (max) | 55 | $7.04 | 24.8分 | 3.2M | 39.4 |
| Codex, GPT-6.1 Sol (max) | 54 | $1.50 | 23.7分 | 3.9M | 記載なし |
| Codex, GPT-6.1 Terra (xhigh) | 48 | $0.69 | 16.4分 | 6.9M | 記載なし |
| Codex, GPT-6 Luna (max) | 31 | $0.16 | 21.3分 | 8.9M | 記載なし |
注目すべきはGPT-6.1 Solの行です。Astraより1点低いだけで、コストはAstraの約5分の1です。しかもこれを上回るClaude Codeの実行は、どれも最低$11.42かかります。つまりClaude Codeの8点分の上乗せは、タスクあたり7.6倍のコストになり、Codexは87%安いことになります。Claude Codeは作業時間も長く、Opus 5.5の実行は1タスクあたり1時間・146ターンかかりました。AstraのCodexは25分・39ターンで、トークン使用量はClaude Codeの方が4.5倍です。
落とし穴はSonnet 5.5です。AnthropicはSonnetのトークン単価をOpusの半額にしていますが、Claude Codeではタスクあたり$13.30と、Opusの$11.42より高くつきました。完了までに2,410万トークンを使ったためです。Artificial Analysisは、すべてのタスクを従量課金のAPI料金で計算しています。つまりコスト列はAPIキーで払う金額であって、プランの料金ではありません。サブスクリプションなら、制限に届く速さはタスクあたりのトークン数のほうがよく表します。
Claude CodeとCodexは月いくらかかりますか?
どちらも月$20から始められます。Claude CodeはClaude Pro、CodexはChatGPT Plusです。無料枠があるのはCodexだけで、小さなものです。下の各行は、2026年11月1日にAnthropicのpricing pageとOpenAIのCodex pricing pageで確認しました。米国の定価で、税抜きです。
| 月額、米国、2026年11月1日確認 | Claude Codeが使えるAnthropicのプラン | Codexが使えるOpenAIのプラン |
|---|---|---|
| $0 | Claude Free: Claude Codeなし | ChatGPT Free: デスクトップアプリでGPT-6 Luna、「subject to rollout」(順次提供) |
| $8 | プランなし | ChatGPT Go: Freeと同じCodexアクセス |
| $20 | Claude Pro(年払いなら月$17): 5時間のセッション制限と週次制限 | ChatGPT Plus: Web、CLI、IDE拡張、iOS、コードレビュー、Slack。5時間あたりGPT-6.1 Solのメッセージ15〜160件 |
| $100 | Claude Max: 5時間ごと・週ごとにProの5倍 | ChatGPT Pro $100: 5時間制限なし、週次制限がかかる場合あり |
| $200 | Claude Ultra(旧Max 20x): 週間使用量はProの10倍、認証済みなら5時間制限なし | ChatGPT Pro $200: 5時間制限なし、週次制限がかかる場合あり |
| $500 | プランなし | ChatGPT Pro $500: Ultrafastモードが加わる |
| チームの1席あたり | Team Standard $25(年払いなら$20)、Premium $125(年払いなら$100) | Business $25(年払いなら2人以上で$20) |
| 従量課金 | Console APIキー: Opus 5.5で入力100万トークンあたり$4、出力$20 | APIキーを標準API料金で利用、CLI・SDK・IDE拡張から |
$100で5時間枠をなくしているのはOpenAIだけで、$200ならどちらもなくしています。Anthropicは2026年10月30日にMax 20xをUltraへ改名しました。Ultra help articleには「The Max 20x plan is now called the Ultra plan.」とあり、同じ記事に「Verified Ultra accounts don't have a five-hour limit.」とも書かれています。OpenAIのページも、すべてのProティアについて「Pro plans currently have no five-hour limit.」と述べています。$100のMaxは5時間枠が残ります。
旧名称は20xでしたが、AnthropicはUltraの週間使用量を同じ$200でProの10倍と位置づけ直しました。OpenAIはCodexのページで、どのProティアにも倍率を載せていません。どちらの会社も、週次の上限をメッセージ数では公表していません。両者のプランの詳しい計算はClaude Code pricingとChatGPT Plus vs Proにあり、$100〜$200の両ティアの直接対決はClaude Max vs ChatGPT Proで比べています。
使用制限が優れているのはClaude CodeとCodexのどちらですか?
計画を立てやすい制限を持つのはCodexです。OpenAIはモデルごとに範囲を公表していますが、Anthropicは何も公表していません。PlusとBusiness Standardの場合、OpenAIの目安は、ローカルのメッセージで5時間あたりGPT-6.1 Solが15〜160件、GPT-6 Astraが5〜45件、GPT-6 Lunaが350〜3,000件です。ただし「These estimates are not fixed message limits.」とも注意しています。Anthropicは各ClaudeプランをProの何倍かで示すだけで、Proに何が含まれるかは明かしていません。
OpenAIはCodexを100万トークンあたりのクレジットで計測します。GPT-6 Astraは入力100万トークンあたり250クレジット、GPT-6.1 Solは50クレジットなので、Astraはトークンあたり5倍の速さでプランの枠を消費します。同じページによると、クラウドタスクはローカルより枠を多く使います。Codexの枠はChatGPT Workと共有されますが、OpenAIは通常のChatGPTチャットをその対象に挙げていません。
Claude CodeはClaudeのチャットと枠を共有します。AnthropicのPro and Max help pageには、制限は「are shared across Claude and Claude Code, meaning all activity in both tools counts against the same limits.」とあります。朝に長いチャットをすると、ターミナルで使える分が減ります。同じページには、Ultraの月間APIクレジットは「can't be used in Claude Code.」とも書かれています。各枠のリセットの仕組みと、各制限メッセージの意味はCodex usage limitとClaude Code usage limitで解説しています。
Claude CodeとCodexは動き方がどう違いますか?
Claude CodeとCodexは、ターミナル、IDE、デスクトップアプリ、Webと、同じ場所で動きます。違いは初期設定にあります。以下はAnthropicのClaude Code docs、OpenAIのCodexドキュメント、openai/codexリポジトリをもとに、2026年11月2日に確認してまとめたものです。
| 2026年11月時点 | Claude Code | Codex |
|---|---|---|
| インストール | ネイティブインストーラー、Homebrew、WinGet、apt | インストールスクリプト、npm install -g @openai/codex、Homebrew |
| 動く場所 | ターミナル、VS Code、JetBrains、デスクトップアプリ、claude.ai/code、iOS・Androidアプリ、Slack、GitHub Actions | ターミナル、VS Code、CursorとWindsurfの拡張機能、デスクトップアプリ、chatgpt.com/codex、iOS、Slack、コードレビュー |
| 既定のモデル | Pro、Max、Ultra、Team、Enterprise、APIではOpus 5.5 | OpenAIが選ぶ「recommended model」 |
| サンドボックス | 既定はオフ。/sandboxでオンにする。macOS、Linux、WSL2のみ | 既定でオン。macOSはSeatbelt、Linuxはbubblewrap、WindowsはPowerShellのサンドボックス |
| 指示ファイル | CLAUDE.md、または既存のAGENTS.md | AGENTS.md |
| 他のモデル | ターミナル、VS Code、JetBrainsでサードパーティのプロバイダー。Artificial AnalysisはQwen3.8 Maxでテスト | 互換性のあるResponses APIエンドポイントならどれでも。Artificial AnalysisはDeepSeek V4.1 Flashでテスト |
エージェントを放置して動かすなら、重要なのはサンドボックスの行です。Anthropicのsandboxing pageには「The sandbox is off by default,」とあり、/sandboxを実行するまでClaude Codeは許可プロンプトに頼ります。ネイティブWindowsではサンドボックス自体が使えず、「runs commands unsandboxed.」とされています。OpenAIのsandboxing pageには「The default permissions mode applies sandboxing automatically.」とあります。macOSでは設定不要、Linuxは先にbubblewrapのインストールが必要で、WindowsにはPowerShell用の専用サンドボックスがあります。
指示ファイルの行のおかげで、乗り換えは手軽です。Claude Codeのドキュメントによると、AGENTS.mdを「in place of a CLAUDE.md,」として読めるので、リポジトリに1つファイルを置けば両方のエージェントに指示を渡せます。また、中身を読めるのはCodexです。CLIはApache-2.0のオープンソースで、GitHubのスターは132.8kあります。Claude Codeの強みはセッションそのものです。計画を立て、複数ファイルにわたって編集し、はるかに多いターン数で自分の作業を確認します。上の146対39という差はここから来ています。
どちらも、任せて後で確認する作業に使えます。Claude Codeのウェブ版では、claude.ai/codeで「kick off long-running tasks and check back when they're done」できます。chatgpt.com/codexのCodex WebはOpenAIのクラウドエージェントで、OpenAIの料金ページは、そのクラウドタスクが「may use more of your allowance than local messages.」と警告しています。
Claude CodeとCodexはどちらを選ぶべきですか?
最高スコアがほしく、定額プランで払うならClaude Codeです。トークン従量で払う場合や、最初からサンドボックスをオンにしたい場合はCodexです。予算別に見るとこうなります。
- $0。 Codex。ChatGPT Freeなら、提供が始まった地域ではデスクトップアプリでGPT-6 Lunaが使えます。Claude FreeにはClaude Codeがありません。
- $20。 どちらでも。Claude Proなら最高スコアのOpus 5.5が使えますが、5時間の壁をチャットと共有します。ChatGPT PlusならGPT-6.1 Solが使え、スコアは8点低い一方、枠ごとの範囲が公表されています。
- $100。 5時間の壁が障害になるならCodex。ChatGPT Pro $100には壁がなく、Claude Maxにはまだあります。
- $200。 どちらでも。今はどちらも5時間枠がありません(UltraはAnthropicがアカウントを認証した後)。好みのエージェントで選んでください。
- APIキー。 GPT-6.1 SolのCodexなら1タスク$1.50、Opus 5.5のClaude Codeは$11.42です。
Claude Codeはタスクあたりのコストで負け、Codexは品質で負けます。最高スコアの55は、Claude Codeの62より7点低くなっています。1つのAGENTS.mdで両方に対応できるので、両方使うこともでき、$20のプラン2つで$40です。
このページを公開しているWhiziには、Claude CodeもCodexも含まれません。チャットアプリなので、ターミナルで動かしたりリポジトリを編集したりはできません。Whizi ProでできるのはClaude Opus 5.5、Claude Sonnet 5.5、GPT-6.1 Solを1つのチャットで、月$29.99、2,500クレジットから使うことです。ClaudeのProやChatGPT Plus単体より多く使えますが、エージェントがほしいならそちらを買ってください。
- まずCodexを無料で試す: ChatGPT Freeなら、OpenAIが提供を始めた地域でデスクトップアプリのGPT-6 Lunaが使えます
- $20のプランなら、Opus 5.5の最高スコアを取るならClaude Pro、枠ごとの公表範囲を取るならChatGPT Plusを選びます
- 5時間の壁で止まるなら、壁のないChatGPT Pro $100か$200のClaude Ultraの料金を確認します
- APIキーで使うなら、Artificial Analysisが1タスク$1.50と見積もるGPT-6.1 SolのCodexから始めます
- リポジトリにAGENTS.mdを1つ置き、Claude CodeとCodexの両方に同じ指示を読ませます
- 放置して動かす前に、Claude Codeで/sandboxをオンにします
よくある質問
Codexは無料ですか?
一部だけです。OpenAIのCodex料金ページによると、2026年11月時点で、FreeプランとGoプラン($8)のChatGPTデスクトップアプリでGPT-6 Lunaが「subject to rollout」として載っています。CLI、IDE拡張、クラウドタスクは$20のPlusから始まります。Claude Codeには無料枠が一切ありません。
CodexはClaude Codeよりトークン消費が少ないですか?
はい。Artificial Analysisの測定(2026年11月1日確認)では、GPT-6 AstraのCodexは1タスク320万トークン、Opus 5.5のClaude Codeは1,450万トークンでした。ターン数もClaude Codeは146、Codexは39です。APIキーで使うなら、この差が価格差の大半を占めます。
Claude CodeとCodexで同じ指示を共有できますか?
はい。CodexはAGENTS.mdを読み、AnthropicのClaude Codeドキュメントによれば、Claude Codeも既存のAGENTS.mdをCLAUDE.mdの代わりに読めます。リポジトリのルートに1つファイルを置けば両方のエージェントに指示が通るので、同じタスクで両方を試すのも手軽です。
WhiziにはClaude CodeやCodexが含まれますか?
いいえ。WhiziはClaudeとGPTのモデルを使えるチャットアプリで、コーディングエージェントではなく、リポジトリの編集やコマンドの実行はできません。エージェントがほしいなら、Claude Code用に$20からのClaudeプラン、Codex用にChatGPTのプランが必要です。