Claude Max vs Google AI Ultra:上限も価格も同じなら、コードか動画かで選ぶ

簡潔な回答

コーディングや長い文書にはClaude Max、動画、ストレージ、Googleアプリ連携にはGoogle AI Ultraがおすすめです。2026年10月時点で、どちらも$100と$200の2段階で、$20プランの5倍と20倍、5時間ごとと週ごとの上限も同じです。Artificial AnalysisのスコアはClaude Opusが58、Gemini 4 Argonが53です。

A terracotta Claude starburst beside a brass typewriter and a rainbow glass Gemini star beside a film camera and a glass cube, on two matching black plinths in a dark studio

Claude MaxとGoogle AI Ultraは価格も使用量の測り方も同じ

AnthropicはClaude Maxを、Claude Proの5倍の使用量で$100、20倍で$200で販売しています。GoogleはAI Ultraを、AI Proの5倍の使用量で$99.99、20倍で$199.99で販売しています。2026年10月25日に両社の公式プランページとヘルプページを確認し、下の表を作成しました。

2026年10月25日時点、米国Claude MaxGoogle AI Ultra
月額料金$100(Max 5x)または$200(Max 20x)$99.99(5x)または$199.99(20x)
$20プランとの使用量比較Claude Proの5倍または20倍(セッションごと)AI Proの5倍または20倍
$20プランの価格Claude Pro、月$20、年払いなら月$17Google AI Pro、月$19.99
上限の回復方法5時間ごと、加えて全モデル共通の週間上限5時間ごと、週間上限に達するまで
Artificial Analysisで最高のモデルClaude Opus 5.5、58(Claude Proでも利用可)Gemini 4 Argon、53(AI Proでも利用可)
最上位プランだけが追加するモデルClaude Fable 5.1、週間上限の50%まで記載なし:UltraはAI Proのモデルに「Highest access」
コンテキストウィンドウ最大100万トークン(モデルにより異なる)100万トークン
コーディングエージェントClaude Code(同じ使用量プールから消費)JulesとGoogle Antigravity
動画なしGoogle FlowのVeo 3.1、月1万または2万5千クレジット
画像生成なし(HTMLとSVGで図表を作成)Geminiアプリと検索のNano Banana
ストレージなしGmail、ドライブ、フォトで20TB以上
その他の特典月$100または$200分のClaude APIクレジットYouTube Premium、Google Home Premium、Project Genie
支払い月払いのみ月払い(米国のプランページに年払い価格なし)

使用量に関する項目は、ほぼ文言まで一致しています。AnthropicのヘルプセンターはMax 20xについて「Proプランのセッションごとの使用枠の20倍を含む」と説明し、セッション上限は「5時間ごとにリセット」され、Maxには「全モデルに適用される週間使用上限」もあるとしています。Googleの上限ページは、上限が「週間上限に達するまで5時間ごとに更新される」と説明し、プランページではUltraを「AI Proの5倍の使用上限」または「AI Proの20倍の使用上限」として販売しています。

つまり、どちらの20xプランも、$20の下位プラン1つ分の使用枠あたり約$10です。これは両社に共通します。しかも、どのプランでもメッセージ数は公表されていません。使用量の仕組みでは、この購入は決まりません。決め手は、プランに何が含まれているかです。

スコアが高いモデルはClaude Max側だが、$20のClaude Proでも使える

2026年10月25日時点で、Artificial Analysis Intelligence Index v4.3.2のトップモデルは58点のClaude Opusです。Google AI Ultraで最高のモデルはGemini 4 Argonで、53点です。Claude Sonnetは56点なので、Anthropicの中位モデルでもGoogleの最上位モデルを上回っています。

Claude Maxの最高モデルがGoogle AI Ultraの最高モデルを5ポイント上回る(2026年10月25日)
Claude Max43Haiku 5.5Freeでも利用可53Fable 5.1Maxの週間プール56Sonnet 5.5Proでも利用可58Opus 5.5Proでも利用可Google AI Ultra30Gemini 3.1 ProAI Proでも利用可53Gemini 4 ArgonAI Proでも利用可

どちらの最上位モデルも、最上位プランは必要ありません。AnthropicのプライシングページではOpusはClaude Proに含まれています。GoogleのUS向けプランページでも、Ultraだけでなく AI Proにも「Includes Gemini 4 Argon」と書かれており、UltraにはそのモデルへのHighest accessが付きます。つまり、$100から$200で主に買えるのは使用量です。Claudeでは加えてFableも使えますが、ProではFableは有料の使用量クレジット経由でしか使えません。

Argonは少なくともAPI経由では、実行コストが安いモデルです。Artificial Analysisでは、Argonは入力100万トークンあたり$2、出力$10、Opusは$4と$20です。速度ではOpusが毎秒96出力トークンで、Argonの81より速いです。ただし、どちらのプランもトークン単位の課金ではないので、価格が関係するのはAPIでも開発する場合だけです。

コーディングにはClaude MaxとGoogle AI Ultraのどちらが向いている?

ほとんどの開発者には、コーディング向けプランとしてClaude Maxのほうが向いています。Opusのスコアが5ポイント高く、どのMaxプランにもClaude Codeが付きます。AnthropicのMaxのヘルプ記事には、「ターミナルベースのコーディングワークフローを1つの統一サブスクリプションで」使える「Claude Codeへのアクセス」が載っています。さらにMaxには月$100または$200分のClaude APIクレジットが付き、Ultraにはこれに相当するものがありません。

Claudeには1つ注意点があります。AnthropicのClaude Codeの記事によると、上限は「ClaudeとClaude Codeで共有され、両方のツールでのすべての操作が同じ上限に加算」されます。そのため、ターミナルで長いエージェント作業を走らせると、アプリで使う分の枠まで消費します。Ultraではコーディングは別のツールに分かれています。GoogleはUltra 20xに「Google Antigravityのエージェントモデルに対する最高のレート制限」を、バックグラウンドで動くコーディングエージェントのJulesに「Highest limits」を挙げています。

すでにAntigravityやAndroid Studioで作業しているなら、コーディング目的でもUltraが向いています。ターミナルや、Claudeが動くエディタで作業するならMaxです。どちらも100万トークンのコンテキストがあるので、リポジトリ全体がどちらでも収まります。$20プランで足りなくなるタイミングについては、Claude ProとClaude Maxの比較で解説しています。

使用上限が高いのはClaude Max 20xとGoogle AI Ultra 20xのどちら?

公表されている範囲では、どちらも上限は高くありません。20xプランはどちらも自社の$20プランの20倍として販売されていますが、その$20プランに何通のメッセージが入るのかは、どちらも公表していません。Anthropicは、その数は「添付するファイルの長さを含め、メッセージの長さによって変わる」と説明しています。Googleは、上限は「プロンプトの複雑さ、使うモデルや機能、チャットの長さを考慮する」と説明しています。

違いは、上限に達したときの動きです。Ultraでは、Googleの上限ページによると、上限が更新されるまで「Flash-Liteで会話を続けられ」ます。これはより小さいモデルです。Maxでは、5時間のセッションが切り替わるか週ごとのリセットを待ちます。リセットはアカウントごとに決まった曜日と時刻に固定され、その時刻は「設定」の「使用量」で確認できます。

動画とリサーチは、Googleのほうが消費が大きくなります。上限ページには「メディア生成やDeep Researchなど一部の機能は、使用量をより多く消費します」と警告があります。Claudeには使用量を消費する動画機能がありません。リサーチモードはどのMaxプランでも動きます。Claudeの各上限メッセージについては、Claudeの使用上限に達したときで説明しています。

動画、ストレージ、画像はGoogle AI Ultra、コードとAPIクレジットはClaude Maxが優位

主な用途おすすめ決め手
ターミナルでコードを書くClaude Maxスコア58のClaude Opusと、プランに含まれるClaude Code
AntigravityやAndroid StudioでコーディングGoogle AI UltraUltra 20xのAntigravityとJulesの最高上限
動画を作るGoogle AI Ultra1万または2万5千のFlowクレジットが付くVeo 3.1、Claudeには動画機能なし
画像を作るGoogle AI UltraNano Banana、Claudeは写真やイラストを生成しない
長い契約書、本、コードベースどちらでもどちらも100万トークン
Gmail、ドライブ、フォトのストレージGoogle AI Ultra20TB以上、さらにYouTube Premium
APIでも開発するClaude Max月$100または$200分のAPIクレジット

画像ははっきり分かれる点です。Anthropicのヘルプセンターには「Claudeは画像生成ツールのように写真やイラストを生成しません」とあります。代わりにHTMLとSVGで図表を作ります。GoogleはGeminiアプリと検索にNano Bananaを、FlowにVeo 3.1の動画を搭載しています。

もう1つの違いは特典です。Ultraには「20TBから」のストレージ、40か国以上でのYouTube Premium個人プラン、Google Home Premiumが付きます。これらをもともと払うつもりなら、Ultraは表示価格より実質安くなります。Maxはその価値をAPIクレジットに回しています。動画クレジットで何が作れるかをクリップごとに計算した記事は、Google AI Ultraは価値があるかです。

どちらのプランも不要な人は?

$20プランで上限に達したことがないなら、どちらも必要ありません。$20のClaude ProにはClaude OpusとClaude Codeが含まれます。$19.99のGoogle AI ProにはGemini 4 Argonと、Ultraと同じ100万トークンのコンテキストが付きます。2つの大型プランを比べている人の多くは、どちらの会社でも約$20で最上位モデルを使えます。

ClaudeとGeminiを1つの請求にまとめたい人にも、どちらも不要です。Whizi Proは2026年10月時点で月$29.99で、Claude Opus、Claude Sonnet、Gemini Proを1つのチャットで並べて使えます。Powerhouseは$49.99で1万クレジットが付き、Claude Fableと280以上の全カタログが加わります。メッセージあたりのクレジットはモデルによって異なり、変更されることがあります。上の重い用途の項目では、Whiziは負けます。Claude Code、Veo、ストレージはなく、1メッセージの入力は4万トークンまでです(両社は100万トークン)。

よくある質問

Google AI UltraはClaude Maxより安いですか?

はい、どちらの段階でも1セントだけ安くなります。2026年10月時点で、米国のGoogle AI Ultraは月$99.99と$199.99、Claude Maxは$100と$200です。どちらも$20プランの5倍と20倍です。Ultraには20TB以上のストレージとYouTube Premiumも含まれ、Maxにはありません。内訳はGoogle AI Ultraは価値があるかで1行ずつ価格を計算しています。

Claude Max 5xと$99.99のGoogle AI Ultraはどちらを選ぶべき?

コードを書く人や長い文書を扱う人はClaude Max 5x、動画を作る人やGoogleのストレージが欲しい人はUltraがおすすめです。2026年10月時点で、どちらも$20プランの5倍です。$20プランでまだ上限に達していないなら、まずそちらから始めましょう。$20プランの中身はClaude Proは価値があるかで紹介しています。

Claude Max、Google AI Ultra、ChatGPT Proはどう違いますか?

2026年10月時点で、3社とも$100前後と$200前後の段階があり、$500の段階があるのはOpenAIだけです。Claude MaxとUltraはどちらも$20プランの5倍と20倍です。Claude MaxにはClaude Code、UltraにはVeoとストレージ、ChatGPT ProにはCodexと無制限の画像生成が付きます。OpenAI側についてはClaude Max vs ChatGPT Proで解説しています。

Claude MaxからClaude Proに戻せますか?

はい。AnthropicのMaxのヘルプ記事では、各段階を「ニーズの変化に応じて調整できる柔軟性」付きで販売しており、Claude Maxは月払いのみなので、1年間縛られることはありません。Max 20xからMax 5xへの変更も同じ方法でできます。手順と引き継がれる内容はClaude Maxをダウングレードする方法で解説しています。