
CursorとClaude Codeはどちらが良いですか?
Claudeにタスクを丸ごと任せるならClaude Code、複数のモデルの力を借りて自分でコードを編集するならCursorが向いています。価格差は最近生まれたものです。2026年10月12日以降、販売中のCursorプランにClaudeを含むものはありません。両社の公式ページを2026年11月1日と2日に確認した比較は次のとおりです。
| Cursor | Claude Code | |
|---|---|---|
| どんなツールか | AIコードエディタ、ターミナル用のCursor CLIも提供 | ターミナル、VS Code、Cursor、JetBrains、デスクトップアプリ、Webで使えるコーディングエージェント |
| 提供元 | X Subscription Corp(SpaceX Super Intelligence(SpaceXSI)の条件) | Anthropic |
| プランに含まれるモデル | Grok 4.7、4.6、4.5とCursorのComposer 2.5 | 標準はClaude Opus 5.5、ほかにSonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable 5.1 |
| Claude Opus 5.5 | 100万トークンあたり入力$4、出力$20(前払いクレジットから) | プランの利用上限に含まれる |
| GPT、Gemini、DeepSeek、Kimi、GLM | 使える(API定価) | 使えない |
| Claudeが使える最安プラン | Premium 月$30、さらにClaudeはAPI価格 | Claude Pro 月$20(年払いなら月$17) |
| 利用枠のリセット | 週ごとのプール | 5時間セッションと週間上限(Claudeチャットと共有) |
| 上限を超えたとき | 前払いクレジットのチャージ | API料金でのusage credits |
Claudeを使いたいなら、Claudeプランが最安で動かせる手段になったのでClaude Codeを選びましょう。Tab補完を備えた本格的なエディタが欲しい場合や、Grok、GPT、Geminiを切り替えて使いたい場合はCursorが向いています。Cursorのエディタが好きでもClaudeを使いたいなら、両方使う手もあります。Claude CodeはCursorの中にインストールできます。詳しくは後半の節で説明します。
CursorとClaude CodeでClaudeの料金はどれだけ違いますか?
月に数日以上コーディングする人にとって、ClaudeはCursorのほうが高くつきます。Cursorのモデル一覧ページでは、Claude Opus 5.5は100万トークンあたり入力$4、出力$20です。これはAnthropicのAPI価格と同じで、Cursorはプラン料金に上乗せして課金します。Claudeプランは定額です。Anthropic自身が示すClaude Codeの1日あたり平均を使って、両者をグラフにしました。
$13という数字はAnthropicのコストに関するドキュメントにある「Across enterprise deployments, the average cost is around $13 per developer per active day.」(企業での導入全体では、平均コストは開発者1人の稼働日1日あたり約$13)が出典です。この水準だと、Cursor PremiumにClaudeを足した費用は$30に1日$13を加えた額になります。5.4日でClaude Maxを、13.1日でClaude Ultraを超えます。20日で$290になり、Ultraより$90高くなります。
注意点が2つあります。$13はClaude Codeの平均なので、CursorでのClaudeの利用ではトークン消費がもっと多いことも少ないこともあります。また、定額が成り立つのはそのプランの上限内にいる間だけです。Anthropicはプランの上限がAPIの何ドル分にあたるかを公表していないので、$20のProで重い20日間を乗り切れるとは限りません。プランごとの詳しい計算はClaude Codeの料金にまとめています。
2026年10月にCursorの料金はどう変わりましたか?
2026年10月12日にCursorのプランはThe X Subscriptionになり、$20のProプランは既存顧客向けの一覧に移りました。SpaceXSIの発表はGrok、Grok Bot、Cursor、X Premiumを1つのプランにまとめ、SuperGrok、Cursor Pro、X Premium+を別々に買うと月$90のところ、Premiumを$30にしています。同時に「Each X Subscription plan includes at least twice as much coding usage with our models as the comparable Cursor plan.」(各X Subscriptionプランには、同等のCursorプランの少なくとも2倍の、自社モデルでのコーディング利用枠が含まれます)とも述べています。ポイントは「our」(自社)という言葉です。Cursorの料金ページにあるプランは次のとおりです。
| プラン(2026年11月1日確認) | 月額 | 含まれる利用枠 | Claude、GPT、Gemini |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | エージェントとChatのリクエストは限定的 | 利用不可 |
| Plus | $8 | 1x、GrokとCursorの共有プール | 利用不可:「Only Grok models」 |
| Premium | $30 | Plusの4倍 | API定価(前払いクレジットから) |
| Super | $100 | Plusの15倍 | API定価 |
| Ultra | $200 | Plusの50倍 | API定価 |
| Teams | 1席あたり$30、$100、$200 | 同じ段階を席ごとに | API定価 |
Cursorの料金ドキュメントにははっきりこう書かれています。「Third-party models like Claude, GPT, and Gemini aren't part of the included pool.」(Claude、GPT、Geminiなどのサードパーティモデルは含まれるプールの対象外です)。プールの対象はGrok 4.7、4.6、4.5とComposer 2.5で、毎週更新されます。超えた分は前払いクレジットをチャージして使い、この追加支出には月ごとの上限も設定できます。
既存の契約者は従来のプランのままです。ドキュメントによれば、Hobby、Start、Pro、Pro+、Ultra、旧Teamsの席は「continue for existing customers」(既存顧客向けに継続)されます。そのため、今も$20のCursor Proを使っているなら、移る必要はありません。検索上位の比較記事の多くは今でも$20のCursor Proを載せていますが、新規で買うことはできません。
Claude Codeの料金はプランごとにいくらですか?
2026年11月時点で、Claude Codeの料金はClaude Proで月$20、Maxで$100、Ultraで$200です。有料のClaudeプランには全て含まれ、無料プランには含まれません。AnthropicはMax 20xの名称をUltraに変更しました。ヘルプ記事には「The Max 20x plan is now called the Ultra plan.」(Max 20xプランは現在Ultraプランと呼ばれます)とあります。Anthropicの料金ページの各行を2026年11月1日に確認しました。
| Claudeプラン(2026年11月1日確認) | 月額 | Claude Codeの利用枠 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 含まれない |
| Pro | $20、年払いなら月$17(年$200) | 基準:5時間セッションと週間上限 |
| Max | $100(月払いのみ) | 5時間ごと、毎週Proの5倍 |
| Ultra(旧Max 20x) | $200(月払いのみ) | 毎週Proの10倍、認証後は5時間上限なし |
| Team、Standard席 | 1席あたり年払い$20、月払い$25 | メンバーごとにProより多い |
| Team、Premium席 | 1席あたり年払い$100、月払い$125 | Standard席の5倍 |
| Enterprise | 1席あたり年払い$20、加えてAPI料金での従量課金 | 管理者が設定 |
チャットでの利用も数えられます。AnthropicのClaude Codeヘルプページには、上限は「are shared across Claude and Claude Code」(ClaudeとClaude Codeで共有されます)とあります。つまり、朝に長いチャットをすると、ターミナルで使える分が減ります。上限を超えたら、API料金で課金されるusage creditsを有効にするか、リセットを待ちます。各枠がいつ戻るかはClaude Codeの利用上限で、$20から$100への切り替えはClaude ProとClaude Maxの違いで解説しています。
CursorとClaude Codeはどのモデルを使えますか?
Claude CodeはAnthropicのClaudeモデルだけを動かし、Cursorは少なくとも8つの開発元のモデルを動かします。Anthropicのモデルドキュメントによれば、Pro、Max、Ultra、Team、Enterprise、APIではClaude Codeは「defaults to Opus 5.5」(標準でOpus 5.5)です。Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable 5.1に切り替えることもできます。Opus 5.5は、変更しない限り中程度の推論強度から始まります。
CursorにはAnthropic、OpenAI、Google、DeepSeek、Moonshot、Z.ai、Metaのモデルに加え、Grokと、Cursor名義で扱う独自のComposer 2.5が並びます。プラン料金から賄われるのはGrokとComposerだけです。それ以外はトークン単位の課金なので、Cursorでは選んだモデルが回答だけでなく請求額も左右します。
ツールよりもモデルのほうが重要です。Artificial AnalysisのCoding Agent Index(2026年11月2日確認)では、最大強度のClaude Code(Opus 5.5)が1タスクあたりAPI費用$11.42でスコア62を記録し、最高でした。Cursorのプランに含まれるGrok 4.7は、SpaceXSI自身のGrok Buildで$9.48、スコア47でした。公開チャートの16のエージェントにCursorのものは含まれないため、この指標でCursorと直接比べることはできません。この計測は最大強度で行われており、Claude Codeの標準である中程度よりかなり高い設定です。Google側の同じ指標はコーディングにおけるClaudeとGeminiの比較で扱っています。
Claude CodeはCursorで使えますか?
はい。Claude CodeはCursorに拡張機能としてインストールでき、Cursorのプールではなく、あなたのClaudeプランに課金されます。AnthropicのIDEドキュメントに「Install for Cursor」のリンクがあり、CursorのExtensionsビューで「Claude Code」を検索してもインストールできます。その後は、Anthropicの概要にあるとおり、VS Codeと同じように専用のタブで開き、インラインの差分も表示されます。
多くの人がこの使い方をしています。Tab補完や素早い編集のエディタとしてCursorを使い、複数ファイルにまたがる大きな作業をClaude Codeに任せます。最も安い構成はCursor FreeにClaude Proを組み合わせた月$20です。GrokのためにCursor Plusを足すと$28になります。1つ落とし穴があります。シェルにANTHROPIC_API_KEYが設定されていると、AnthropicによればClaude Codeは「will use this API key」(このAPIキーを使います)となり、Claudeのサブスクリプションの代わりにAPI料金が課金されます。
Claude Codeがある今でもCursorは必要ですか?
はい。エディタを中心にしたい人や、複数の開発元のモデルを使いたい人には、今でもCursorのほうが向いています。ドキュメントはTabを「Cursor's AI-powered autocomplete」(CursorのAI搭載オートコンプリート)と呼んでおり、Claude Codeにはオートコンプリートが全くありません。Cursorには独自のターミナルエージェントもあります。CLIドキュメントには、Cursor CLIは「lets you interact with AI agents directly from your terminal to write, review, and modify code」(ターミナルから直接AIエージェントとやり取りして、コードの作成、レビュー、修正ができる)とあります。
Claude Codeもターミナル専用のツールではありません。Anthropicの概要によれば、デスクトップアプリは「run multiple sessions side by side」(複数のセッションを並べて実行)でき、Web版は「with no local setup」(ローカル環境の準備なし)で動きます。ただしClaude Codeには弱点が3つあります。GPT、Gemini、Grokは動かせません。入力中のオートコンプリートはありません。そして上限がClaudeのチャットと共有されるので、チャットを多く使った日はコーディングの時間が減ります。Cursorの弱点はClaudeそのものです。Claudeを使いたい場合、Cursorは$30のプランの上にトークン単位で課金しますが、Anthropicは$20から含めています。
Whiziの位置づけ
WhiziにはCursorもClaude Codeも含まれません。チャットアプリであり、リポジトリを開くことも、ターミナルを動かすことも、ファイルを編集することもできず、APIもありません。役に立つのは1つの場面、ツールを決める前に同じコーディングの質問を2つのモデルに聞いてみることです。月$29.99のWhizi Proでは、モデルを並べて比較するチャットでClaude Opus 5.5とGPT-6.1 SolやDeepSeekを並べられ、メッセージあたりのクレジットはモデルによって変わります。使い方はモデルを並べて比較するで確認できます。コーディング自体には、Claude ProかCursorをご利用ください。
- Claudeを使いたいなら、$20のClaude Proから始めてClaude Codeを使う
- Cursorのエディタも使いたいなら、Cursor FreeにClaude Code拡張機能を入れる
- Cursor Premiumでは、Claudeモデルを選ぶ前に追加利用の月額上限を設定する
- Claudeプランのせいにする前に、シェルにANTHROPIC_API_KEYがないか確認する
- まだ$20のCursor Proを使っている? 旧プランは使い続けられるので、慌てて乗り換えない
よくある質問
Claude Codeより優れたものはありますか?
Artificial AnalysisのCoding Agent Indexでは、ありません。最大強度のClaude Code(Claude Opus 5.5)が公開チャートで62と首位でした(2026年11月2日確認)。次点はGemini 4 Carbonを使うAntigravity CLIと、Sonnet 5.5を使うClaude Codeで、どちらも59でした。表示されている16のエージェントにCursorのものは含まれません。
今でも月$20のCursor Proに入れますか?
新規では入れません。Cursorの$20のProプランは2026年10月12日にThe X Subscriptionに置き換えられ、Plusが$8、Premiumが$30になりました。既存のProの契約者はそのまま継続でき、SpaceXSIも「Nothing changes for existing SuperGrok, Cursor, or X Premium subscribers.」(既存のSuperGrok、Cursor、X Premiumの契約者には何も変わりません)と述べています。
Claude Codeは無料ですか?
いいえ。Claude CodeはClaudeの無料プランには含まれないため、2026年11月時点ではClaude Proの月$20から、またはAPIキーでトークン単位の支払いになります。Cursorの無料プランではエージェントのリクエストが限定され、ドキュメントではClaudeなどのサードパーティモデルは「Not available」(利用不可)とされています。
初心者にはCursorとClaude Codeのどちらが簡単ですか?
VS Codeを使ったことがあるなら、Tab補完を備えた本格的なエディタであるCursorのほうが始めやすいです。ただし、Claude Codeはもうターミナルを必要としません。デスクトップアプリにClaude Codeが含まれ、Web版はブラウザで動きます。どちらも2026年11月時点で$20からの有料Claudeプランで使えます。