結論から言うと
Whiziのモデルにスプレッドシートや文書を頼むと、チャットメッセージに埋め込まれた整形済みの表ではなく、ダウンロード可能なファイルカードが届きます。ファイルはブラウザ内で生成される本物の.xlsxや.docxで、Excel、Numbers、Word、Google Docsで開けます。
これはチャットウィンドウからMarkdownの表をコピーするのとは決定的に違います。列は本物の列であり、数値はテキストではなく本物の数値として扱われ、複数シートのワークブックはそのまま複数シートのワークブックとして届きます。
スプレッドシートを依頼する
ファイルが欲しいことをはっきり伝えましょう。「これを表にして」と言えばメッセージ内の表になりますが、「ダウンロード可能なスプレッドシートとしてください」と言えばファイルカードになります。
同じリクエストの中で指定しておく価値がある3つのことがあります。後から直すより最初に伝えるほうがずっと簡単だからです。
- 欲しい列を名前で指定すること。 そうしないとモデルが考える無難なスキーマになり、大抵は近いものの正確ではありません。
- 欠損値の扱い方を伝えること。 元データが不完全な場合は「推測せず、セルは空欄のままにして」と伝えましょう。もっともらしい値を作り出してしまうのがここでの典型的な失敗だからです。
- タブを分けたい場合はその旨を伝えること。 1回のリクエストで複数タブのワークブックを作成できるので、「地域ごとに1タブ」や「生データを1タブ、要約を別のタブに」もどちらも可能です。
この作業で最も強力な入力はPDFではなく、アップロードした.xlsxや.csvです。モデルが抽出されたテキストではなく、本物のセル構造を受け取れるからです。スプレッドシートを入れてスプレッドシートを出す方法が、このワークフローの中で圧倒的に最も信頼できます。
文書、グラフ、HTML
文書。 同じ方法で見出し、段落、表を備えた本物の.docxを作成できます。チャットログではなく文書を期待する相手に渡す場合、たとえばレポートの要約、方針の初稿、セクションに整理された議事録などに便利です。
グラフ。 モデルがグラフを作ると、会話内で棒グラフ、横棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、円グラフとして実際にレンダリングされ、画像としてダウンロードできます。作り直すことなくスライドや文書で使えます。
HTML。 生成されたHTMLはコードと並んでプレビューペインに表示されるので、使うかどうか決める前に見た目を確認でき、レンダリング表示とソースを切り替えられます。ダウンロードも可能です。
| 依頼する内容 | 届くもの | 含まれるもの |
|---|---|---|
| ダウンロード可能なスプレッドシート | ブラウザ内で本物の.xlsxを生成するファイルカード | 本物の列と本物の数値セル、1回のリクエストから得られる複数タブ |
| ダウンロード可能な文書 | 本物の.docx | 見出し、段落、表を備え、WordやGoogle Docsで開ける |
| グラフ | 会話内でレンダリングされ、画像としてダウンロード可能なグラフ | 棒、横棒、折れ線、面、円のいずれか |
| 生成されたHTML | コードと並んだプレビューペイン、ダウンロードも可能 | レンダリング表示とソースを切り替え可能 |
| メッセージ内の表 | 手動でコピーするMarkdownの表 | 見た目だけで、列は本物の列ではない |
数字を確認する
生成されたスプレッドシートはチャットメッセージとは違って権威があるように見えますが、まさにそこが危険なところです。フォーマットが正しいからといって、数字が正しいとは限りません。
1分もかからずにほとんどの問題を見つけられる2つのチェックがあります。まず、データの先頭ではなく異なる部分から選んだ3、4個の値を元データと突き合わせて確認しましょう。エラーは元データがあいまいだった箇所に集中する傾向があり、それはめったに1行目ではありません。次に、行数を確認しましょう。気づかれずに切り詰められた抽出は最もよくある失敗であり、数えない限り見えません。
データが重要な場合、安上がりな検証方法は別のモデルに同じ元データから同じものを抽出させ、2つのファイルを比較することです。一致していれば信頼度は妥当であり、食い違っている部分こそ確認すべき場所です。詳しくはモデルを横並びで比較するをご覧ください。
- ファイルが欲しいときは「表」ではなく「ダウンロード可能なスプレッドシート」と言う
- リクエストの中で欲しい列名を指定する
- 欠損値は推測せず空欄のままにするようモデルに伝える
- 1回のリクエストで複数タブのワークブックを作成できる
- 元データが表形式の場合はPDFではなく.xlsxや.csvをアップロードする
- データの先頭ではなく3、4個の値を抜き取って確認する
- 切り詰めがないか行数を確認する
よくある質問
Whiziで本物のExcelファイルを作れますか?
はい。ダウンロード可能なスプレッドシートを依頼すると、ブラウザ内で本物の.xlsxを生成するファイルカードとして回答が届き、コピーする必要のあるMarkdownの表ではなく、本物の列と本物の数値セルになります。欲しいタブを指定すれば、1回のリクエストで複数タブのワークブックも作成できます。
代わりにWord文書はもらえますか?
はい、同じ方法で可能です。ダウンロード可能な文書を依頼すると、見出し、段落、表を備えた.docxが届き、WordやGoogle Docsで開けます。チャットの記録ではなく文書を期待する相手に渡す場合は、この形式が適しています。
AIが作ったグラフをダウンロードできますか?
はい。グラフは会話内で棒グラフ、横棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、円グラフとして実際にレンダリングされ、画像としてダウンロードしてスライドや文書で使えます。元の数値からグラフを自分で作り直す必要はありません。
会話全体をエクスポートするにはどうすればよいですか?
必要なものに応じて2つの方法があります。「設定」の「アカウント」内にある「データのエクスポート(Export Data)」を使うと、チャットとメッセージ、メモリ、プロジェクトとそのファイルのメタデータ、署名付きリンクとしてのメディア、共有リンク、サブスクリプションの状態など、アカウントが持つすべてを1つのJSONファイルとしてダウンロードできます。ゲストセッションでも利用できます。1つの会話だけを誰かに送りたい場合は、アカウント不要でブラウザから開ける読み取り専用の共有リンクとして共有するか、モデルに要約をダウンロード可能な.docxとして書かせると、生の会話記録より使いやすいものになります。